犬の「拾い食い」は多くの飼い主さんが直面する問題の1つだと思います。
我が家でも柴犬の「ひなたくん」は、お散歩のデビュー当時から拾い食いが多く、
食べてしまったときは、焦って取り出そうとして噛まれてしまうことも何度もありました…
↓こんな感じ

そんな我が家で「拾い食い」を辞めさせるために重要視したのは
飼い主に注目させること&
注目させると良い事が起こる
(ご褒美がある)と思わせること!
今回は、
犬の拾い食いが起こる理由
や我が家で実践したお散歩中の
「注目練習」についてご紹介します。
🐕「犬の拾い食いが起こるワケ」と「わが家の拾い食いエピソード」
なぜ拾い食いが起きるのか
『本能的なもの』
→野生時代は自分で食べ物を探して、食べることが普通です。
しかもすぐに食べないと他の生き物に食べ物を取られて生存ができないという生活をしていた。
『好奇心が旺盛(特に子犬期)』
→特に子犬にとっては目に映るもの全てが「初めてのもの」
”これはなんだろう?”
と口に入れて確認してしまうのは、人間の赤ちゃんとも一緒です。
さらに子犬の場合は好奇心旺盛なため動いているものがなんでも遊び道具になってしまうと言えるでしょう。
我が家での拾い食いエピソード
うちでも子犬期のお散歩デビュー時は飛んでくる葉っぱ、花びらはひたすらに追いかけて食べ、落ちているものもとりあえず食べていました。一番多かったのは「小石」でした笑。
当時は、こっち(飼い主側)が注意深く道を監視して、
とにかく拾い食いをする前&もし拾い食いをしてもすぐに気付けるように
することしかできませんでした。
👉拾い食い防止の「注目練習」
そんな、拾い食いが多かった我が家で行ったのは「注目練習」です!
ポイントは「注目」と「ご褒美」
子犬期、名前の認識ができてきたころに、
名前を呼んでこちらに注目したらご褒美(おやつ)をあげる
という練習を始めました。
我が家での手順
散歩中の練習手順としては
①散歩中に、定期的に名前を呼ぶ
↓
②こっちを見ることができる
↓
③ご褒美
繰り返す
どうしても犬は地面と近いので難しさもありましたが、
目線を上げられるように少しずつ練習を重ねることと、
特に子犬期は飼い主が地面に注意しながら歩くことは重要です。
「注目練習」の結果とそこから見えてきたこと
練習を続けた結果、我が家の場合は
3ヶ月~6ヶ月
くらいの期間をかけて「拾い食い」がなおっていきました。
また、「注目練習」は
拾い食いにだけでなく落ち着いてほしい時などにも活用でき、信頼関係(主従関係)を作ることにも効果的でした。
また、今回拾い食いが直ったのは
「注目練習」による”しつけ”的な要因
も関係しているとは思いますが、
子犬期から成犬になるにつれて”落ち着き”がでてきた
というのも影響しているかもしれません。
なので子犬期の拾い食いに困っている方々も、焦らず少しずつを意識できたら「気付いたら拾い食いをしなくなった」なんてこともあるかもしれません。
↓注目が上手になったひなたくん

☆最後に:焦らず、少しずつで大丈夫
犬の拾い食いは愛犬の健康にも関係してくるからこそ、「すぐに直したい!」と焦ってしまうと思います。
私も実際そうでした…
ですがわんちゃんは犬種の違いもあれば、性格も本当に様々です。
だからこそ完璧ではなくたって、少しずつでも大丈夫なのだと私は思います。
また、今でも私はひなたが歩く道をつい注意深く見てしまいます。
でもそれは、ひなたと一緒にお散歩練習を頑張ってきた証。そう思えるようになったことも、私にとっては大きな変化でした。
今回の記事がわんちゃんのしつけに悩む方のヒントになったらとても嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました♪
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