犬の早食い防止に。ズボラな我が家が試した2つの対策

ペットケア

「うちの子、ごはんを出すと一瞬で完食してしまう…」
そんな悩みを持つ飼い主さん、多いのではないでしょうか。


我が家の柴犬・ひなたも最初は、まさに”秒で完食タイプ”。さらには早食いの影響か、食べている途中でむせることもよくありました。

そんな我が家で試したのは
「早食い防止皿」「知育トイ」の活用。
しかし、私のズボラな性格が関係して、普通の家庭と少し違った方法を取り入れました。

今回は犬の早食いのリスク対策に触れながら、最後に我が家で試した方法についてご紹介します。

🍖犬の早食い、実は危険?そのリスクとは

我が家のひなたがむせていたという事例のように、実は早食いは危険なもの。
まずは犬の早食いによって起こるリスク5つをまとめてみました。

【窒息、誤嚥性肺炎】

一度に大量のフードを丸飲みしてしまうことで、喉に詰まって窒息するリスクがあります。
また、急ぐことで気管にフードが入ってしまい、誤嚥性肺炎を引き起こすこともあります。

【胃拡張、胃捻転】

特に中型~大型犬など胸の深い犬種に多く見られます。
早食いによって空気を一緒に飲みこむことで胃が拡張し、さらに胃がねじれてしまう胃捻転」のリスクもあります。

【肥満】

満腹感を得る前に食事が終わってしまうため、つい追加でフードを与えてしまいがちです。
犬は与えられたら食べてしまうため、肥満につながる可能性があります。

【消化不良】

よく噛まずに飲み込むことで、消化不良を起こしやすくなり、下痢や嘔吐の原因になることもあります。

【歯周病】

唾液には歯周病を防ぐ働きがありますが、噛まずに飲み込んでしまうと唾液の分泌が減り歯周病のリスクが高まります。

参考:「犬の早食いはやめさせるべき?4つのリスクと防止策を解説【獣医師監修】

   「犬の早食いによるデメリットは?原因や対策を紹介

💡早食いを防ぐための一般的な対策4つ

ここで、早食いを防ぐための一般的な対策を4つ紹介します。

①早食い防止皿の活用

お皿の表面が凸凹になっていたり、迷路のような形状になっているものです。
食べにくくなっているため自然と早食いができない構造になっています。

↓こういった商品が有名です


②食事の回数を増やす

空腹により早食いが起こっている可能性がある場合は一度にあげる量を分散してあげることも1つの手です。
これは、犬とのコミュニケーションにもつながります

③遊びを取り入れる

「知育トイ」と呼ばれ
匂いでフードを探すものや、転がすとフードが出てくるものなどがあります。
中には手作りする飼い主さんもいらっしゃるようで、市販のものに飽きてしまった場合など、とてもいい刺激になりそうです。

↓有名な商品



④環境を整える

同居犬がいたり、多頭飼いのわんちゃんは、「早くごはんにありつきたい」「急がないと取られてしまう」という気持ちから早食いになってしまうこともあります。

そんな様子がみられた場合は食事の場所を変更するなど、落ち着いて食事ができるような環境に整えることが必要です。

これらの方法の中でも我が家では
「早食い防止皿の活用」「遊びを取り入れる」ことに注目しました。

🔍我が家の工夫:ズボラでもできた2つの対策

①ズボラな私の”お手製?”早食い防止皿

犬の早食いに対して一番最初に思いつく対策が、「早食い防止皿」だと思います。
ですが私は、「洗うのが面倒そう…」と、ズボラが発動してしまいました(笑)

何か方法はないかと考え、たどり着いたのが「普段のお皿に大きめのおもちゃを入れる」でした。
たまたま使っていたお皿にピッタリなリング状のゴムおもちゃがあったのでフードに被せてみました。

当時の様子
ひなたくん若干、不服そう?(笑)

↓ちなみに使用しているリングおもちゃはこちらの商品です

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

コング リング S コングジャパン
価格:630円(税込、送料別) (2025/7/14時点)


[ひなたの反応]

違和感を感じてすぐにおもちゃを取り出してしまうかな…と思いましたが、
びっくり!一度もおもちゃを取り出すことはなく、自然とフードが食べにくくなり、ゆっくりと食べてくれるようになりました!

さらには読み通り?洗うのも楽ちんで、ズボラな私にはとても合っていました。

※使用したおもちゃは、ひなたの口よりも大きく飲み込む心配等ないものだったので使用しました。
もし試す方いらっしゃったら、大きさなど注意して使用してください。

②知育トイの活用

知育トイに関しては、遊ぶこともできて楽しめるものを探していました。
そんな我が家が選んだのがニトリさんの知育トイです。


ひなたくん(10㎏)と並ぶとこんな感じ

ニトリさんの商品で、「おきあがりこぼし」のような動きをするのがひなたには新鮮で面白いかなと思い購入。

コロコロと転がしながら中のフードが少しずつ出てくる構造になっています。
フードの出口の大きさも細かく調整ができて、色々なサイズのフード、おやつを入れられると思います。

さらに、簡単に分解できて、洗うことが楽な上にサッと拭き取ればすぐに乾きます!

分解、とても簡単です!

[ひなたの反応]

鼻や手を上手に使って一生懸命フードを取り出していました。しかも楽しそう!

鼻、手を使って上手に動かします!
ついにゲット!

気になる点があるとすれば、プラスチックでできておりそこそこの重さがあるので、
床に時下だと転がしている時にややうるさいという点


しかし、音は食事中やおやつ中だけなので我が家はで許容範囲内かなと感じています。
心配な方は「クッションマット上で使用する」などがおすすめです!

⭐最後に

早食い対策といっても、方法はさまざま。大切なのは、飼い主さんもわんちゃんも無理なく続けられる方法を見つけることだと思います。

我が家のように「ズボラでもできる工夫」でも、十分効果はありました。ぜひ、皆さんの愛犬に合った方法を探してみてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました♪

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