「子犬が給水器のノズルをかじってしまう…」
「水をうまく飲めていない気がする…」
そんな悩みを抱える飼い主さん、意外と多いのではないでしょうか?
我が家の柴犬・ひなたも、
子犬の頃は水を飲むのがとても下手で
ノズルをガジガジ噛んでしまうことがよくありました。
ですが「舐める練習」をコツコツ行ったことで、上手に飲めるようになりました。

当時はまだ飲み方が分かっていなかった頃のひなた😭
今回は、そんなひなたの様子と、私たちが実践した”飲み方の練習”についてご紹介します。
🦷なぜ噛むの?子犬が給水器をかじる3つの理由
まずはなぜ給水器のノズルを噛んでしまうのか、考えられる原因3つを分析してみました。
①飲み方が分からない・難しい
ノズル型の給水器は、先端にあるボールを押すことで水が出る仕組みですが、
そのことに気づけていない子もいます。
また、犬は本来
”舌を後ろにすくうようにして”水を飲むため、ノズル型は不自然に感じているのかもしれません。
我が家でも水を飲む様子を観察すると
先端ではない部分を舐めていたりと、まさに「理解していない」ように見えました。
②もっと飲みたい!
ノズル型は、水が少量ずつ出るものですが、「たくさん飲みたい!」という気持ちが噛む行動につながっている可能性があります。
そして我が家の場合は①の理由も重なり
上手に飲めないと、本来よりも水が出てこずに、さらに噛んでしまっていたようにも見えました。
③歯がかゆい(子犬期特有の問題)
乳歯の生え変わり時期には、なんでも噛みたくなる傾向があります。
常にノズルを噛んでいる様子が見られる場合はこの原因が考えられるでしょう。
ただ、我が家ではカミカミおもちゃも多く、常にノズルを噛んでいたわけではなかったというのと、乳歯が生え変わった後も噛んでいたので、この可能性は低めでした。
💪上手に飲めるようになるまで:我が家の練習法と工夫
ノズルをかじってしまう原因から
「給水器のタイプを変更する」か
「ノズルのままで、舐める練習をする」
という考えに至りました。
ですが実はひなたくん、気管がせまくてむせやすいので「がぶ飲み」は危険でした。
そのため、すぐにノズル型からの変更をするのは難しく、我が家では
まずノズル型をしっかり使えるように練習することから始めました。
☑舐める練習をコツコツと
「噛むよりも舐めた方が水が出る」ということを理解してもらうために
①ノズル先端を私が軽く押して、
指先にのった水をひなたに舐めさせる。
↓
②舐めている間に指を移動させ、
ノズル先端にひなたの舌を誘導する。
という練習をしました。
また、噛んだときはそっと顔をずらしてあげて、ノズルを舐められたらたくさん褒めるようにしました。

この練習を続けた結果、1ヶ月経たないうちに上手に飲めるようになりました!

舐めるのが上手になってきたひなた
☑お皿との併用も取り入れてみた
前述しましたが、ひなたくんは動物病院で「気管が少し狭い」と言われており、
水をがぶ飲みするとむせることがよくあります。
そのため完全にお皿に切り替えることはできませんでしたが、
「ノズル型は犬本来の水の飲み方ではないから、もしかしたらもっと飲みたいと思っているかも」
と感じたことから、
落ち着いている時や一緒に寝ている時などにはお皿での給水も取り入れるようにしました。
また、関係しているかはわかりませんが、お皿でも、ノズルでもお水を飲んでくれるようになったひなたくんは、少し怖がっていた水道から出てくる「流れる水」もしっかり飲めるようになりました(笑)

⭐最後に
犬が給水器を噛んでしまうのには、いろいろな理由があるかもしれません。
大切なのは、「なぜ噛んでしまうのか?」を観察し、その子に合った方法でサポートしてあげること。
我が家ではノズル型の給水器&お皿という形に落ち着きましたが、これから成長するにつれてその形が変わる可能性だってあります。
犬の健康にとって水分は大事なものだからこそ、不安になることも多いとは思いますが、焦らずにその子の性格、ペースに合わせて見守ってあげてください。
今回の内容が、少しでも困っている飼い主さんの助けになれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました♪
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